現在、パチンコ・パチスロ店で行われている、ライター・タレント・ユーチューバ―を含む来店イベント。果して来店イベントを行うパチンコ店は優良店と呼べるのか？来店イベントを行うと何が起こるのか？実際に来店イベントを行い店を潰した事例を含め、その実態に迫ってみたいと思います。

 

来店イベントについてピンとこない人も多いと思います。パチンコ店が来店イベントを行うと何が起こるのかを解説しておきましょう。

 

一限客が来店する

来店イベントは出玉の指標にされる事が多く、普段来店しない一限客が遠方から訪れます。しかし常連になる事はなく、釘や設定状況が悪くなれば離れていきます。

 

軍団が来る

軍団はリーダーの指示で動くプロ集団。抽選も引き子などを使い当たり前の様に不正を行います。複数で高設定台占拠などもザラで、1人で立ち回っている人は太刀打ちできないかも知れません。

 

台に座れなくなる

店が来店イベントを行うと、今まで楽々座れていた高設定台も、人の多さから座れない状況になります。

 

普段の立ち回りが通用しない

いつも同じ法則に伴って立ち回っていた人も、客の多さやイレギュラーな事態に陥り、普段の立ち回りが効かなくなる事がしばしばです。

 

 

娯楽である事を忘れると店が潰れる

 

来店イベントを頻繁に行うパチンコ店は、自分達の業種がなんであるのか？初心に帰る必要があるでしょう。

 

そもそもパチンコ・パチスロは「娯楽」です。台は「遊戯機」であり「博打機」ではありません。さらにパチンコ店は、全ての客が大勝ちを目指す場所ではありません。

 

大勝ちしたい客ばかりではない

パチンコ・パチスロは、毎回大勝ちしたい人ばかりではありません。ご年配などを含め、ゆっくりと楽しむため、遊ぶために来る人も多いはず。

 

来店イベントをする店では、ゆっくり遊びたい人ほど離れて行くのが実情です。

 

常連客で支えていたバランスが崩れる

ホールが存続できるのは、地元客・常連客のおかげです。

 

特に地域密着型のホールは、この傾向が強い為、安易に来店イベントをすると客のバランスが崩れ、経営が成り立たなくなる可能性があります。

 

来店イベントで店が潰れた事例

 

私は来店イベントを数回行った後、地元客から総スカン食らって潰れた店を知っています。

その店は地元密着型の小規模ホール

その店は客離れが進む中、テコ入れのつもりで安易にパチスロライターを呼んだと思います。しかもライターが座ったのは完全な指定台。

 

常連は勝てない状態に…

さらに、しばらく軍団に居座られた結果、イベント終了後から地元客が一斉に離れ、半年後に店をたたみました。

 

常連客を無視したツケ

いかなる理由を付けても、軍団のせいで常連が打てない状況は考えものです。さらに地元の若い客が、ライターの指定台について大騒ぎをしていたのも大きかったと思います。

 

不正店とレッテルを貼られた結果

ご年配層には「不正をしている店」としてレッテルを貼られ、海物語やジャグラーが無人になった様はある意味面白かったです。

 

 

常連客には迷惑なだけの来店イベント

 

この様に来店イベントは、常連地元客には疎ましい事が多く、店側もちゃんとした配慮しないと、首を絞めるだけで終わる事があります。

 

そもそも来店イベントなんて事はせず、釘調整と設定を上げれば済む話。

 

店の規模や客層を考えず、安易に来店イベントを行うホールは、取り返しの付かない愚行を行っていると言えるでしょう。

 

あなたの通うホールが急に来店イベントを始めたら要注意かもしれません。